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佐倉市在宅歯科講演会(2008.10/8(水)佐倉市健康管理センター)

佐倉市と佐倉地区歯科医師会主催の在宅歯科講演会に役員として出席しました.

 講師は日本歯科大学(東京・飯田橋)准教授で口腔介護・リハビリテーションセンター長の菊谷武 先生でした.

介護の現場ではいかにむせないように食べさせるかが重要になってきます,噛む能力が落ちてきますと普通の人と同じものは噛めません.

今まで医師も歯科医師も看護職や介護職そして家族の方も歯さえ治せば,よい入れ歯さえ作れば再び食べられるようになるはずと思い込んでいました.しかし菊谷先生の内視鏡による嚥下機能検査でしっかり噛んでいるように見えても,その食片を適切に食道に送り込めない方が多いことがわかりました.

むせることが多いと気管支や肺に食片が入る「誤嚥(ごえん)」で肺炎をおこしたり,窒息の危険性も増します.

その人に合わせた摂食指導(どういった食べ物をどのような状態で食べさせるか)が大切ですがとても難しく重要な分野であることがわかりました.

当院では在宅診療は行っていません,しかし超高齢化社会に急激に変化しているこれからは検討課題になると感じました.

なお,当日は在宅・訪問診療を積極的に行っている宍戸内科医院の副院長 宍戸英樹先生も出席され熱心に質問をされていました.

英樹先生の奥さん(宍戸智子さん)は在宅医療コーディネーター・看護師で毎日忙しく在宅・訪問診療チームの一員として活躍されています. 臼井地区で在宅診療(内科)を希望,相談したい方は連絡してみてはどうでしょうか? 宍戸内科医院(京成臼井駅前http://www.sisido.jp/index.html

 

 

 

カテゴリー:講演会・講習会・学会, 院長ブログ  投稿日:2008年11月2日

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